2010.08.04

提案書を読む側になって思った、捨てられない提案書の書き方

仕事で提案書を何度も書いてきたが、仕事以外でオーソドックスな提案をしてもらって、いろいろと思ったことがある。何の提案かは伏せるが、どの業界も似たようなものだと思うので、書く側の参考になれば。

Continue reading "提案書を読む側になって思った、捨てられない提案書の書き方"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2007.10.26

プレゼンの仕方

Steve Jobs dismissing the competition
Photographer
Steve Rhodes
License
Creative Commons (by-nc-sa)
Tool for photo selecting
Gigazinize Tools - Image

過去に書いたエントリが、あるキーワードでGoogleで不思議と上位にいることがありますが、僕にとって「プレゼンの仕方」もそんなキーワードのひとつ。「仕方」って言葉は、検索には使われるけど、ブログでは使われないキラーワードなのでしょうか。

検索結果がきっかけで読んでもらえるのは嬉しいことですが、自分の意見を書いたわけでもなく、今だったらソーシャル・ブックマークしただけかもしれない内容なので、ちょっと後ろめたくて、いつか「プレゼンの仕方」というタイトルで自分の考えを書いてみようと思ってましたが、転勤してプレゼンする機会が激減したので、忘れないよう書き残してみようかと思います。

1.口頭で喋るためのタグ

学生の頃、教授から「眠くなるのは、わかりきってる話なのか、まるで付いていけてないか、のどちらかだ」と教えられました。聞く人を眠くさせないために、書いてることは平坦でも、喋る内容は緩急を織り交ぜるのが効果的です。ただし、やはり書いていないと喋るのを忘れてしまいますので、資料に「補足」とか赤字で書いたりしてました。

2.難易度は2段階

同じく、聴衆には2通りいて、理解しやすい言葉を望む人と、精度の高い言葉を望む人がいます。同僚や上司であれば、どういう言い方をすればいいか身に付いていると思いますが、初めて喋る相手が、どちらの言葉を好むかを一瞬でつかむことは簡単ではありません。理解しやすい言葉と精度の高い言葉を、振り子のようにいったりきたりしながら説明するのは、どちらの聴衆も満足させられる無難な手。準備もせずに、そういう喋り方ができれば言うことナシだけど、プレゼンなら時間をかけて準備できます。見出し語は、わかりやすい言葉で。そして専門的な言葉で補足して、同席する専門家に疑問を残さないバランスがベスト。

3.分岐は3つまで

僕自身もブログでは確信犯的に「7つの方法」とかタイトルに付けるけど、プレゼンの中でそれをやると、課題の分類や体系化のできてない証拠を見せているよう。経験は感じられるかもしれないけど、7つも羅列している箇条書きに知性は感じられません。3択は経営者でも素人でも判断できそうな気になる不思議な数字。同じように見積もりも3パターン+オプションとした方が親切な気がします。

4.流れを変える勝負ワンペ

勝負を決める一枚は、印象に残るためのさりげない小技を駆使したい。個人的に多用していたのは、他のページは見出しやヘッダ・フッダが統一されているのに1枚だけ枠をはみだして全面表示するとか、流れを止めるようなハッとさせる演出。写真を使うのも効果的だ。フリー素材でなく、お客様に関係するもの(建物とか)を使うのも効果的だ。言うまでもなく、この手を使っていいのは1枚だけ。例えば商品自体は他社と差異はないが、納期だけは負けない、という場合はスケジュールを勝負ワンペにする。もしシステム構成図を勝負ワンペにしたいと思ったとしたら、本当に、その構成図が勝負すべきポイントかは自問しよう。

5.よい質疑を生むためのまとめ方

勝負ワンペの後、制約事項や課題などを一通り紹介して、最後にまとめの1枚。聴衆が最も目を留める資料だから、なるべく具体的な数字を並べて、質問を誘い出す構成にしよう。質疑応答と交渉は紙一重。

--

お役に立ちそうですか?

理系のための プレゼンのアイディア
理系のための プレゼンのアイディア 平林 純

おすすめ平均
starsひと手間のかけ方
stars性的な比喩がなければ最高なんだけど

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
大人のプレゼン術 自分と相手がワクワクドキドキする10か条
大人のプレゼン術 自分と相手がワクワクドキドキする10か条 佐々木 直彦

おすすめ平均
stars嫌われるぐらいでちょうどいい
stars非常に読みやすい
stars物語るチカラ
starsまさに元気の素に
starsアナログなコツを論理的、ビジュアルに伝えることに成功している

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
ひとつ上のプレゼン。
ひとつ上のプレゼン。 眞木 準

おすすめ平均
stars「ひとつ上」を目指してみる
stars技術的なプレゼンテーションにおいてもとても参考になる
starsプロの技
stars自分自身を知ることの大切さ
starsポジティブなプロ

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.03.21

googleに偉い人の挨拶を学ぶ

少し前、とある偉い人の挨拶文を書く羽目になり、試しに書いてみたら、文末ばっかり直されました。

ブログを書いて、自分の調べたことや気付きを文章にする回数は少なくないと思うのですが、校正などとは縁遠いスピード重視な文章なので、文末をきっちりする癖は、むしろ弱まっていたのかもしれない。

挨拶文って、大体、4パラグラフぐらいじゃないですか。そのうち4つとも直されましたからね。

というわけで、google様に巷の偉い人(とりあえず社長)の挨拶文を探してもらって、「文末」を読んでみることにしました。

Continue reading "googleに偉い人の挨拶を学ぶ"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.02.07

文章の話

図解について書いた後に、文章の話も。どんな仕事をしていても、きっと文章作成は、ある程度の能力が必要とされるでしょう。

僕がブログを書いてるのは、実は、その辺にコンプレックスがあるから、一種の訓練というのもあるんですが、そのあたりを、ほとんど忘れて過ごしていて、たまに会社で、たとえば偉い人のあいさつ文とかを急に書かなきゃいけないときとかに、あわてて文書術みたいなのに目を通したりするので、ちょっとまとめておくことにします。。

Passion For The Future:伝わる・揺さぶる!文章を書く

橋本大也氏による書評。著者の山田ズーニー氏の「自分の書くもので人に歓びを与えられるかどうか」というコメントを紹介しているが、もう極論ですね。

Passion For The Futureでは、文章に関するエントリも多いし、過去の関連エントリをまめに紹介してくださっているので、本当に参考になります。

WikiPedia:完璧な記事

www.textfile.org経由。「まず主題に関する定義または明確な説明で始まります。これは、その主題自体が許す限り非専門家にとって完全に明確に伝わるべきであるからです。百科事典の目的は、人類の知識を多くにとっての最も利用しやすい方法で体系化することであり、そのためには、その主題が何について書かれているかについての明確な説明が必要です。したがって、最初の単語からその主題の中心に放り込むのではなく、徐々にその中に入っていくのです。」以下、11項目。「存在しません」と、あくまで理想を語っているのだとしているが、参考になる。

www.textfile.orgも文章に関するエントリをたまに見かけるので、Passion For The Futureと合わせてRSSリーダーへ登録しておきたいサイトですね。


ITエンジニアも文章力がなければ“プロ失格”

特に強い問題意識を持っていたのは,情報処理技術者試験センターが実施する資格試験のある委員だ。同氏は長年にわたって受験者の答案を見てきた経験を基にこう指摘した。「小論文の答案を見る限り,まともな文章を書けるITエンジニアはほんの一握りにすぎない」

ひええ、その小論文で不合格となった僕としては、耳が痛いどころの話ではない。

しかし、書かれている通りだなと。文才ではなくテクニック、そして、それを身内にチェックしてもらうこと。

僕は、人の提案書などは、積極的にコメントを入れるほうなんだが、自分がコメントしているほどには、人にコメントしてもらう機会が少ない。こういったことを改善する工夫も必要だろう。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

図解力をマスター

今、仕事で「図」を書くことが多い。

例えば、客に自分たちのできることを説明するために、できることを箇条書きだけでなく、なんかしらの図に埋め込む方が「飽きられない」

逆に、メリットが箇条書きで書くのにはショボい場合も、図にしておくと「それっぽい」

とまあ、一種の騙しだよな、と割り切って、騙しの効きそうなフレームに退屈な文言を埋め込む仕事で、ここ2週間ほどやってます。やっつけ仕事です。はい。

で、騙しのネタを仕入れるのに、いろいろ本を読んでるんですが、

Continue reading "図解力をマスター"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.12.26

PowerPointを使ったアートコンテスト


『PowerPoint』を使ったアートコンテスト、初の開催

タイトルどおり、PowerPointを使ったコンテスト。

よく、結婚式のスライドまでPowerPointで作ってあるのを目にすることがあるが、まあ、ああいう機会でもないと、PowerPointの凝ったアニメーションなどは使わないだろう。

それを、「アーティストに慣習を破ってもらおう」と始めたら「PowerPointを皮肉ったものが多かった」ということになったらしい。

一応、4枚、画像が掲載されているのだが、残念ながら、理解できない。
(前回のBeyond Bulletに引き続き、理解できないのに書いてしまった。。。)

それもそのはず。

今回のコンテストで最も残念だった点は、サイド氏が集めたアーティストの大部分が、PowerPointの多彩な機能をフルに使いこなせるほど熟達していなかったことだ。

うーむ、残念。

でも、最初の発想は面白いので、PowerPointを使いこなせて、ビジネスに応用を効かせられるアーティストを集めて、第二段を期待したいところ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.12.23

Beyond Bullet復活?

PowerPointの権威(自称)のCliff AtkinsonのBeyond Bulletが久々に更新

どういうわけか、googleで「プレゼン」を検索してuessayに辿りつく可哀そうな方が多いので、プレゼン関係を書くときのネタにしようかと思いましたが、Beyond Bulletは、ちょっと読むのには表現が難解。

exciteの翻訳に通してみたら、

私は、弾丸ポイント・パラダイムによって時々麻痺する、組織的な文化中で私たちが機会に考えを常に適切に述べさせることを知りません。恐らく、2005年にビットを上へ事態を混合すれば、私たちは弾丸ポイントを越えて私たちの本物の自己を示すことをよく期待することができます。

(略)

しかしながら、武器を捨てて、かつ明瞭なコミュニケーションを代わりに目指して進む準備ができて、会話を取っていれば、うろつくのに歓迎されます。

うーむ、難解すぎる。。。

この人(先生)の真骨頂は、強烈なクリップアートを使ったインパクト作戦ですかね。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.11.09

わざとらしいプレゼン

会社から強制的に、とある研修を受講させられたが、これがウザかった。

・ステージから降りてきて、聴衆の真ん中で喋る
 机の脇とか、人の背後からとか、うろちょろうろちょろ
・聴衆に「ここでのポイントは何ですか?」とか質問して
 答えさせる。しかも抜き打ちで。
・聴衆が変な答えをしても、否定しないが、ぎこちない。
 (「それは、ちょっと違うね」と言ったほうがいいのに)
・聴衆の言った言葉を、わざとらしく説明に取り入れる。

そう、わざとらしいんだ。

海外の安っぽいプレゼンテーターがしそうな手法ですな。海外なら、それで親近感とか湧くんだろうけど、そのまんまやられたんじゃ、ちょっと引く。

おまけに、昼食に行って、午後の授業に遅れたら、午後の授業で3度ぐらい、「昼食で遅れたという経験は、ここで、どう活用できますか?」とか人の失敗を掘り起こしてきたんだが、これには閉口した。

こういう手法って、観客が寝ちゃうような、つまんない内容を喋るときに、寝させないように使うものだよな。

面白い内容であれば、聞く人も引き込まれるだろう。そういう手法に頼らずに済むようなプレゼンにすることが重要ではなかろうか。

--

と言いつつ、メイクサムノイズ!!!で取り上げられていたイブパタ(インタラクティブプレゼンテーションパターン)を紹介します。

http://d.hatena.ne.jp/hellosunshine/20041006

「うなづき」と「思いの伝達」は、日本人のシャイネスにも合ってそうで、使ってみようかな、という気になります。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.09.25

Beyond Bullet を逆向きに読んでみる

PowerPointの権威、Cliff AtkinsonのブログBeyond Bulletsがしばらくの間、お休み(Hiatus)するらしい。

PowerPointネタで、読みやすい英語なので、たまに読んでいたが、読みきれていなかったので、この機会に過去のBeyond Bulletを、今を基点に逆向きに読んでみようかと思う。

The Worst of Both Worlds

PowerPointでプレゼンを作る際の問題点について述べている。

「西洋の古典的なOratory(文体?)」を尊重する人と、「それを無視もしくは軽蔑(belittle)するmedia-age」の二者があって、PowerPointを作り始めると、Oratoryの意見と、media-ageの意見の間でスタックしてしまうのだとか。そして、結果として修辞学的な立場から見たら下品、media-age的に見ると退屈なPowerPointができてしまう。

Oratoryをあらわすギリシャの宮殿のアイコンと、media-ageをあらわすプロジェクターの写真を組み合わせた挿絵もCliff Atkinsonっぽくてユニーク。

これは過渡的なものだから、それを理解し、どういう立場でいるべきかを考えよ、として

●あなたがformal orator(形式的・古典的な表現者)の場合

PowerPointを「言葉をサポートするvisual aid」として考え、スライドをフルスクリーンにして、アイデアを膨らませるのに使いなさい

●PowerPointをprimitive toolとして考える場合(←僕は、ここかな)

フルスクリーンをより広げ、ビジュアル的なシーンを作りなさい。(シーンについては、uessay:PPT meets Fireでも取り上げたFire,Wate,Earth,Airを参照)

●media-enabled facilitatorの領域へtryする場合

盛りあがるメディア技法を使い、意見交換を開放しましょう。(訳が難しい。。。なんか窪塚みたい。。。)

Microsoft Press to Publish "Beyond Bullets" Book

Beyond Bulletsが本になります、という話。

本文とは関係ないですけど、Cliff Atkinsonが使ってるPR WEBというフリーのニュースリリース、いいですね。大統領選とか動物の監視カメラなどアメリカっぽいニュースリリースが掲載されています。

それはともかく、本を出すのが2005年2月らしいです。それまで、そっちに専念するということかな。

次の記事も面白そうですが、ちょっと長いのと、Beyond Bulletは週ごとにアーカイブしているので、また次回に読んでみようかと思います。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.07.05

PPT meets Fire


このブログの上のほうに

ゆーえっせい write [IT業界の世渡り侍/ プレゼン/ データマイニング/ 映画/ 音楽/ 本]

なーんて書いてあるんだが、プレゼンとかデータマイニングなんて、さーっぱり書いてない。一応、仕事柄、身に付けておきたくて、Webでネタが見つけたら、何か書いておこうと思って、ずーっとそのまんまだった。

で、ようやくWebでプレゼンネタが見つかったので、書いてみることにします。

Continue reading "PPT meets Fire"

| | Comments (0) | TrackBack (0)