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2018.10.20

素人のアドバイス、プロの感想

Twitterで目にした「プロの感想、素人のアドバイス」というキーワード。元ネタが定かでないので引用は控えるが、なかなか示唆に富むキーワードなので、ちょっと分解して考えてみた。

つまり

①プロからアドバイスを聞きだす方法

②素人から感想を聞き出す方法

③素人のアドバイスを聞かずに済む方法

④プロから感想を聞かずに済む方法

があればよいということになる。

①プロからアドバイスを聞きだす方法

プロの定義が微妙だが、例えばプロにOKを出してもらわないと予算を執行できないといったケースを例に考えてみる。そういう場合なら、資料の表紙に「10月22日に決裁予定のため、不都合な点がないかご確認をお願いいたします」など書いておくのがよいだろう。

もうちょっとゆるくても、同じで

・この検討を進めて無駄にならないか

・この比較結果は妥当か

などの前置きは必須だろう。

②素人から感想を聞き出す方法

こちらも、素人という言葉の定義が微妙だが、それ以上に感想という言葉の扱いが難しい。例えばシステムをアーキテクチャとインタフェースに分解して、利用者がインタフェースを難しいと思うかどうかを確認したいと仮定する。利用者の層が広い場合、ヒアリング相手は素人であるほうが都合が良い。

それならば、素人は「システムに熟知していない利用者の観点のプロ」であり感想は「インタフェースに対するアドバイス」と読み替えることができ

・想定する利用者が迷わないかどうか

・アーキテクチャを知らない人でも理解できるかどうか

といった前置きを設定できるかもしれない。

③素人のアドバイスを聞かずに済む方法

上記の「素人(=システムを熟知してない利用者の観点のプロ)」が、なぜかシステムに口を出すというシチュエーションだ。「あなたは知らないという設定なので、その設定でお願いします」と軌道修正できればよいが、うまくいくとは限らない。

たとえば

・アーキテクチャについては別の人に意見を伺ってます

・システムを知ってる人によるレビューは済んでます

なんて前置きをするのは、ちょっと失礼な気がする。

仮に、頼んでいる範囲での感想(ある意味でのアドバイス)が聞けて、その上で、頼んでいない範囲のアドバイスをいただけたとしたら、それは遮ることなく聞くのが礼儀だろう。

④プロから感想を聞かずに済む方法

ここまで書いて、はたと気付いた。例えばソムリエとプライベートでワインを飲んだとして、そのワインに関するプロとしての意見を求めていいのだろうか。おそらくソムリエもプライベートでは気軽に、かつ空気を乱すことなく過ごしたいだろう。

つまり、対価を払わずにプロからアドバイスを求めても、感想しか出てこない。

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