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2018.08.13

「話が長い」と「短くて伝わらない」のストライクゾーンの話の続編

少し前に、こんな雑文を書いた。

つまり「話が長い」と「伝わらない」のストライクゾーンをいかに見極めるかは仕事を早く片付ける上で重要な技術だ。

http://goodsite.cocolog-nifty.com/uessay/2018/07/architecture-wi.html

と思ったら、Kindleのセールで何気なく買った「答え方が人生を変える」という本が、この問いに答えてくれた。

単に質問に回答するだけでなく、跳ねた回答(リープ)をすることで相手の印象を深めるとし、これを普段の仕事や面接などに活かそうという内容になっている。

たとえばFacebookのマーク・ザッカーバーグはリープの名手であるとし、「オキュラス ( O c u l u s )についてもっと教えてくれませんか ? 」という質問に対し、このような回答をしたとしている。

「ソフトウェア開発者向けのキットが入手可能で 、もうすでに 2 0万個をプログラマ ーに出荷しました 」しかし 、ここからが彼の答え方の真骨頂だった 。

「フェイスブックの 『人をつなぐ 』というビジョンとどう調和するかと言えば … … 」と切り出し 、人がいかにインタ ーネットを通して情報を共有してきたかの短い歴史 ─ ─テキストに始まり 、次に写真 、その後にビデオ ─ ─を説明すると 、さらに 、 「でも 、ビデオで終わりじゃないんです 。スクリ ーンは小さいし 、平面だし 。あなたはその場にいて 、体感したいはず 。それがオキュラスの目的です 。 5年から1 0年後には 、自分たちの経験を分かち合い 、また他人の経験を体験できるようになります 。卒業式のような人生のイベントであろうが 、休暇中にある町を歩いている体験であろうが 。それは 、魔法のようでしょうね 。まさに実体験さながらの驚くべきことなんです 」

このようなリープを、どう生み出すかが丁寧に解きほぐされ、しかもシンプルなため、普段の生活の中でも活かしやすい。

冒頭で書いたストライクゾーン(長すぎず短すぎない回答の要領)についても、頭文字をとってPISTOLとして紹介している。

①問題 ( P r o b l e m )問題の指摘

②重要性 ( I m p o r t a n c e )問題の重要性や価値

③解決法 ( S o l u t i o n )問題の解決方法

④タイムライン ( T i m e l i n e )時間を特定

⑤所属する人 ( O w n e r s h i p )影響する人や責任がある人

⑥場所 ( L o c a t i o n )問題が起こっている場所

このPISTOLを活用した答え方も実例が豊富。今まで実用性を狙った本というのは何冊か目にしてきたが、これこそ仕事に限らず人生全般で実用的だと思ったので、ぜひ身につけたい。

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