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2014.01.24

動画、展示、その次のこと

2013年を振り返ろうと思ったら年末年始に風邪をこじらせ、書きかけのままでした。今回の風邪は、年末年始で医者に行けなかったのもあって、ちょっと精神的にもダメージがあって、こんな時期に振り返ったり目標を立てたりしない方がいいな、と思ったりしたわけですが、ようやく復活してきたので、書き足してみました。

1~3月

昨年のMashup Awardや電子工作コンテストが縁で、とある企業とマシュマロ・カタパルトのコラボを作らさせていただいたり、とあるイベントでLTをさせていただいたり、あんまり公開できないけど不思議な広がりがありました。

Stepintoという、はてなブックマークと位置情報を組み合わせたサービスを作ったのも、このあたり。トイレシュランが受賞した裏で、実はそんなに自分でトイレシュランを使ってるわけじゃないことに気付いて、自分自身が毎日使うようなサービスを作りたいというのが出発点だったような。

4~6月

春先から仕事が大変で意気消沈してた3ヶ月でした。ブログを読み返すと、Raspberry PiとArduinoの組み合わせの組み合わせについて書いてて、その後の「充電ロマンス」という作品の原型ですね。アイデアは走ってないけど、技術的なことというか、手は止まってなかったという感じかな。

7~9月

インタラクティブわたがしでPerceptual Computingを予選通過をしたり、Mashup Awardの前哨戦のようなイベントで怪しい装置を作ったり、春先の憂鬱を潜り抜け、モノづくりという点では充実していました。

僕は、仕事をしてるときに使ってる本名と、WebやらArduinoやらで作ってる時の名前は分けているのだけど、WebやらArduinoで使ってる第二の名前とは別の名前で進めようと思ったプロジェクトも走り始めました。このへんは、ちょっと運命的だと思ってます。

あと、ちょっと旅行したかな。

10~12月

再び仕事が大変だった3ヶ月。Mashup AwardやGugenといったコンテストものへの応募を控えつつ、いまいちクオリティが高いものに育たず、焦っていた時期でもあります。

やっぱり何の賞も獲得できず、去年が運がよかっただけかなぁ、など思ったりしたわけですが、一方で、考え方を変えていかないと、ますます取り残されちゃうんじゃないかという感じもしました。

「崇高な目標」と「卓越した技術」が揃っているものが評価されるのは理解できるのだけど、昔から「これで世界が変わる」みたいな壮大な野望を語っちゃう人が苦手で、その反動で食べ物とかエロとか、人間の欲望に直結しそうなものをストーリーの中心に据えて作ってます。また、サンプルコードに少し手を加えただけのようなソースコードだったり、ブレッドボードそのまんまみたいなプロトタイプ感が居心地よかったりします。

でも、そういう妙なこだわりと決別し、それなりのクオリティのものを作ろうと思い始めたのもこの頃。なにしろ、この僕がPHPUnitでテストファーストで書き始めたぐらいだから。

今後のこと

2009年にArduino Duemilanoveというモデル(Duemilanoveは2009という意味)で電子工作を始め、作ったものをYouTubeとかニコニコ動画とかにアップし始めた頃、周囲も、たいしたクオリティでなくてもアクセス数を集めていた気がします。最初にMake Tokyo Meeting(今のMaker Faire Tokyo)に展示する側になったときも、技術的には周囲より少し劣るかもしれないけど、アイデアでカバーできてるんじゃないかと思ったりしてました。

でも、いつの間にかP板とかに基盤を発注し、レーザーカッターでアクリル加工し、挙句の果ては3Dプリンタと、電子工作の「見た目」は劇的に上品になり、「電子工作」という名前すら使われなくなりました。

Webも、コンテストでは、たまにシンプルすぎるような雑な作品が混じってたような時代から、デザインが優れているのは当然で、いつの間にかデジタル一眼で撮ったような上品なプロモーションビデオを使ってサービスを紹介する方が主流になっている気がします。

かつて、コンテストとか展示会に出したいと思ったけど、一人じゃ無理だと思ったとき、仲間を募り、チームを作って、なんとか出せるレベルに持って行ったわけですが、近ごろのコンテストは、普通にチームビルディングしただけじゃ戦えないんじゃないかという印象です。

そんなわけで、もちろんチームで作るということも大事にしつつ、周囲のプログラマが当たり前にやってることを自分も取り入れるなど、技術的な部分も大事にしていこうと思ったわけでした。

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