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2010.01.17

arduinoでIP Messenger

IP Messengerは主にLANで使われるメッセンジャー。前の職場では離れた座席の相手との雑談やら電話メモやら仕事の依頼やらと多目的に使われていた。

http://www.ipmsg.org/

これをarduinoで扱えたら

  • USBケーブルを伸ばせないがLANケーブルを伸ばせる範囲の値を拾える
  • PC側はIP Messengerのクライアントだけでサーバ不要

といったメリットがある。

IP Messengerは暗号化など色々と機能拡張されているが、メッセージを送るだけならUDPのPort2425にコロン区切りで送るだけなので、Rubyなら

require 'socket'
udp = UDPSocket.open()
sockaddr = Socket.pack_sockaddr_in(2425,"192.168.1.X")
udp.send("1:1:user:host:32:Hello",0,sockaddr)
udp.close

と5行で書けるのだが、arduinoの標準ライブラリではUDPをサポートしてないため、まずUDPに対応させるところから始める。

arduinoフォーラムで「UDPを送るにはどうしたらいいの?」という質問があったが、

http://www.arduino.cc/cgi-bin/yabb2/YaBB.pl?num=1231346812

ここでのベストアンサーはBjorn Hartmannのライブラリを使えと。

http://bitbucket.org/bjoern/arduino_osc/downloads/

というわけでREADMEに従って./libraries/Ethernetと./libraries/Ethernet/examplesにコピーする。標準のEthernetライブラリに置いちゃって大丈夫なのか気になるが(IDEを入れ替えたときに消されちゃうとか)、試しにExampleからUdpSendStringsというサンプルをVerifyしてUploadしてみると、Mac版のarduino 0017では問題なく動作した。(Win版や他のVerで大丈夫でしたらコメントください)

動いたら送信元(arduino)/送信先(PC)のIPアドレス、ポート番号、送信するメッセージを書き換える。IP Messengerのフォーマットはこちらを参考に

http://smart-pda.net/isourou/ipmsg/doc/ipmsg_protocol.html

とりあえず、こんな感じで作成。

"1:1:arduino_user:arduino_host:32:Hello,IP Messenger";

実際に動作確認したソースを置いてみました。

http://gist.github.com/278849

--

arduinoを無線ブリッジに繋げたら、使える範囲/箇所が増えそう。試してみた方は、コメントください。

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2010.01.16

幸せなノートを作る10のノウハウ(2010年版)

なんだか嘘くさいタイトルを考えてしまった。

去年、電子工作を趣味にしてから、仕事用とは別に趣味用のノートを携帯して、思いついたことをちょこちょこ書き込んでいて、これが意外に楽しい。最初は電子工作だけのつもりが、妻との共通の趣味(主に旅行)とか、将来やりたいことなど雑多なノートに成長している。

そんなわけで、ここ半年で蓄積した趣味用ノートのノウハウを列挙することにする。

1.なんでも10個列挙orマンダラート

学生の頃、「実験に失敗したら原因や対応策を10個列挙しなさい」と指導教官に言われた。10個も列挙すれば、まともな方法が見つかり、思いついたことをすぐやるのに比べて金銭的・時間的な無駄がないのということで、昔から実践している。例えばヤフオクに出品して買い手が付かなかったとき、なぜ売れなかったのだろう、という原因と対策とかを箇条書きにしたり。

マンダラートは3×3のマスの中心にテーマを書き、周辺の8マスに関連するアイデアを書くというアイデア捻出法のひとつ。10個列挙に比べアイデア同士の位置関係から相乗効果が生まれなさそうだが、レイアウト的にマヌケな感じもするので、ものにより実験的に取り入れているところ。

慣れない人には苦しい作業かもしれないけど、気軽に掘り下げられるので、ほかの人にもすすめたい。

2.共有したい情報は「」で括る

レオナルド・ダ・ヴィンチのノートのように、死後に発見される(=死後まで発見されない)ことを望むのでなければ、思いつきは人に話したり、twitterに書き込んだりする方が楽しい。

ただ、ノートに書いてる時というのは電車の中だったり大抵は一人のときで、いざ人と会ったりPCの前に座ったときに思い出せないことが多いので、これは人に共有したいことだぞ、というマークを付けておくことにしている。

3.完了したことは塗りつぶす

実行したことを塗りつぶすのはワタミの社長の手帳のパクリ。思いついた貴重なアイデアなので塗りつぶさないで、斜線で消し込んでみたりと試行錯誤中だが、思いついたアイデアを実現したときに、実現した自分を褒めながら塗りつぶすというひとときも楽しい。

4.旅行中は違う色のペンで書く

これは偶然の産物。旅行先のホテルのボールペンがたまたま青いインクだったので、帰国したら着手したいことなどをノートに書いたのだが、旅行から帰ってからも、あのときに思いついたことだ、という特別なアイデアな気がしてモチベーションが高まる。

応用して、色々な色のペンを持ち歩き出先ごとに使い分けるというアイデアもあるが、そこまですると特別な感じが薄まりそうなので、旅行先に限定するぐらいがいいのかな、と。

5.ノートの最初のページには夢を書く

旅行先に違う色のペンで書いたもののひとつがこれ。前に読んだドリームマネジャーという本の中でも、夢を100個列挙することが書かれてていて(そういえば、このブログのサブタイトル「あなたの夢は何ですか」も、この本に影響されて付けたんだっけ)、ふと旅行先で思いついて夢を100個書くためのページを作った。

さすがに100個も思いつくのは大変なので、足掛け何年かで埋めていくものだと思うし、早々と実現するものもあると思うが、何度も見返すのに適当な場所として、最初のページに書いておくのがいいと思う。(今のノートは途中のページに書かれているが、次のノートは最初のページに書こうと思う)

6.タグを作る

ノートは時系列に書け、ということが鉄則のように言われているが、僕のノートの場合は10個列挙するページがあったり、時系列的なメモがあったりと混在して、後で探しにくいので、どこかのノート術のノウハウをパクって、最後のページをインデックスページとしている。

タグといっても、「未完(ブレスト中)」とか「買い物」といった感じで、ジャンル別ではなく、アクションを起こす必要があるか否かだけで、いまいち洗練されていないのだが、何年か使っていると成長してくるかも。はてなブックマークのタブと連動させても面白いかもねぇ。

7.日付や金額など数字を残す

いまいち実践出来ていないのだけど、必要な要素ではないかと。

8.おいしいところは次のノートに引き継ぐ

まあ、当然のことでしょう。今のノートが2代目だけど、3代目は、もっと自分にフィットして、自分を楽しませてくれるノートに成長しているんじゃないかと今からワクワクしている。

9.ジャンル=ミッション・ステートメントである

ミッション・ステートメントは7つの習慣で紹介されている、文字通り自分のミッションを文書化したもので、読んだ当時に自分なりに作ってみて、節目ごとに見直しをしていたのだが、自分に真剣に向き合うというのは堅苦しく疲れるので、しばらく放置している。

趣味ノートを作ってから、ミッション・ステートメントも復活させようか、と思ったが、このノートにはすでに夢が100個も書かれる予定で、なおかつ、その夢は個人的なこと、家庭的なこと、仕事のことを網羅している。意図的に網羅させたわけではないが、100個も書くと言うことは、そういうことだ。

そんなわけで、たまに自分の夢を読み返してる方が楽しいし、夢を眺めているだけで自分自身のミッションも意識できるので、これでいいんじゃないかな。

10.ヘッダは頑張らない

最後に気の抜けたことを。

仕事で議事メモを残すときとか、日時とか出席者とか必須事項だが、なんだか遊びのノートにフォーマットを決めるのって仕事を思い出しそうなので、意図的に適当に書いている。

ToDoのチェックボックスも仕事っぽいので本当は書きたくないけど、あれだけは便利なので手放せない。

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2010.01.01

2009年の10大ニュース

毎年、これだけは細々とやっている2009年の総括だが、気づいたら2010年になってた。あけましておめでとうございます。なんだかな。。。

1.個人的にはarduino&フィジカルコンピューティング元年

昔から存在していたMake:やニコニコ技術部を初めとする電子工作人口が2009年は大幅に増えた気がする。単にメディアが作り上げたブームではなく、ニコニコ動画やYouTubeのようなBroadcast yourselfの下地が整ったこともあるし、arduinoからtwitterに出力するような工作が簡単にできるということも要因のひとつだろう。

一方で、個人でWebサービスを作るというブームは昨年がピークで、今年はどちらかというと個人が法人化してサービス展開したケースが多かった気がする。「個人で企業に負けないサイトを作れるんだぞ」という夢が、一歩進んで「プログラムを作れれば会社も作れるんだぞ」というところまで牽引してくれているわけで、これはこれで良い流れだと思う。

2.世間的にはtwitterでしょう

去年もやっていたが、今年は、より積極的に使ってみた。ブログとの棲み分けに少し悩んだが、1〜2行だけしか書いてなかったようなブログ(ああいうのをgoogle経由で踏むと、本当に嫌な気分になりますね)が少し減るというのは、まあ、いいことなのではないかと。それにしても広瀬香美の件は騒ぎすぎですよ。

ちなみに今年はtwitter関連で、こんなエントリを書いてました。

http://goodsite.cocolog-nifty.com/uessay/2009/04/tototwitter-817.html

http://goodsite.cocolog-nifty.com/uessay/2009/04/twitteropensear.html

http://goodsite.cocolog-nifty.com/uessay/2009/06/tototwittersear.html

3.Oracle Buy Sun

MicrosoftがYahooを買収しようと動いたときは相当な騒ぎだったが、OracleがSunを買収する話は、やはりOracleやSolarisをプライベートで使う人が少ないのでインパクトが少ないのかな。

大型買収というとHP+Compaqが未だに語られているが、僕としてはどちらかが消滅しても業界構造は変わらないものと思っていた。それに対しSunの消滅は、産業が一つ分なくなったようなインパクトじゃないかと思う。食品に例えたら、とらやの羊羹が消滅したら、謝罪担当は何を持参すればよいかわからなくなるような感じのインパクトだと思う。

4.YahooがBingを。。。

これも驚いた大型提携。ところで、Googleの場合は何をやってもAdwordsに誘導して収益化してるんだな、と想像しやすいのに対し、Microsoftは検索技術をどうやってマネタイズするのかが見えない。

これが外部から見えてないだけでなく、中の人も同じ状況だとすると、いよいよ時代の覇者の交代ですね。

5.androidケータイ誕生

個人的には、もっとインパクトのある出来事になるかと思った。あのGoogleが仕掛けたのに、こんなに霞んで見えてしまうのは、最初に出た一台が「これなら次の機種を待とうかな」という出来だったことに尽きるのでは。これがオープンの弱さですよね。Chrome OSも同じ感じになりそう。

ところでiPhoneがGoogle Voiceを締め出して米政府に調査されてたのも2009年の出来事。2009年が想像力を膨らませる期間だったのに対し、2010年は堅実路線になるのでは。

6.そこらじゅうでクラウド

とある業者の営業の方が、クラウドなんてバスワードですから半年後には誰も使ってませんよ、と言っていたのが2009年の冒頭だったが、半年後にクラウドのチラシを持ってきて、バズワードと言ってませんでしたっけ?と突っ込みたくてしょうがなかった。

Amazon、Googleに続きMicrosoftも価格体系を発表したけど、意外にCore2Duoを搭載したサーバで結構なトラフィックを捌けることがわかり、むしろ自作サーバの方に注目が集まったような気も。

7.Windows7

そういえばMacBookにベータ版を入れてテストしてたっけ。XPに執着したい人は色々と粘ってるかもしれないけど、これから買う人は、普通はWindows7となるわけですね。

出来が良い、という評判ではあるけれど、一方で、Microsoftからユーザに妙な押し付けをしていないというのもあるのではないかと思う。言い換えると、ユーザにハードスペックやらインターネット認証といった高いハードルは前のOSまでにクリアさせ、ようやく反感なく受け入れられるOSになったという感じ。

8.地デジカ登場

google日本語入力だと「地デジカ」も一発で出てきて素晴らしいですね。発表されたタイミングも素晴らしかったけど、インターネットでのいじられっぷりも確信犯的でよかったのでは。

ただ、個人的には未だにブラウン管です。

9.民主党政権誕生&事業仕分け

数年前まで公共団体に営業していた身としては、数年前も予算を一律カットしていたり、それなりに支出を抑えていた現場を見ていたので、そこまで言わ なくても、という気もしたが、事業を止めることの難しさは、民間も公共も同じなので、あんな感じで外部の力で強制的に事業を辞めさせられるのは、もっと頻繁にあってもよかったと思う。

10.タッチパッドの時代

最後は帳尻合わせと言うか、2009年中に来ると思ったのプロダクトが2009年中に来なかったけれど、来たら間違いなくトップ10に入っていただろう。

CrunchPadも残念だったし、Appleの方もいつになるかわからないし。ただ、2010年には期待を持てるのではないかと。

というわけで、2010年もよろしくお願いします。

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