史上、最もライフスタイルにインパクトを与えた本棚
タイトルは、やや釣りです。しかし、ここ最近の買い物の中では、かなり嬉しい部類。
2年前に引越して、先月、また引越して、その都度に処分したので蔵書量がかなり減った。前に住んでいた家では本棚を置かなかったが、今の家では本棚が欲しい。でもコンパクトさは保ちたい。そんなニーズを意外な形で満たしてくれるのが、サピエンスという本棚。
コピーには「未読本だけを」と書いてあるが、僕としては、いっそのこと全ての蔵書をこの棚に完結させたい。少なすぎるかもしれないが、何度も読みたいものだけを手元に残して、残りは処分したところで困ることはないだろう。
そもそも僕は本を読むのが遅いので、買うスピードと読むスピードが釣り合わない。いつか読まなきゃ、という罪悪感が募り、新しい本を買う意欲まで削がれている気がする。新しい本を買うということは、新しいことを始めることの一部だから、新しいことを始めようとする気まで制限してしまっていた気がする。
この本棚が素晴らしいのは、縦一列までは「読みかけでもかまいませんよ」と許してくれるスペースがあるということだ。そんなの壁一面の本棚の、この列だけ未読にするとか、自分でルールを決めればいいんじゃないか、という話もあるが、本が普通の棚に並ぶのと、サピエンスにように横にぐだっと並んでいるのでは、許しの度合いが違う。
それでいて、すべての本が常に見えるため、長い間、手付かずの本が把握できる。スペースが限られているから、買うと同時に何かを手放さないといけないという厳しさも併せ持つ。モッチー風に言えば、「やめること」にセンシティブになるわけだ。
まるで人間がそびえ立ってるような本棚を見てると、こんな本、読むことないよな、という本が、まるで贅肉のように見えてくる。「本棚は、その人を表す」という格言があるが、この本棚は、その人の読書の体脂肪まで見えるような気がする。だから、寝室に置くというのは、案外、いい選択かもしれない。
追記
この本の魅力を別の角度からも書いてみました。


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