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2006.10.28

俺ってPC文化圏からケータイを作っていたんだな

家でPCを使わないことにして半年が経ち、そろそろケータイ側の住人の気持ちもわかるころかな、なんて思っていたので、絵文録ことのはの「ケータイ文化圏とネット文化圏の深い溝」というエントリには強く共鳴してしまった。

家でPCを使わないかわりにケータイを使っているのだが、最近してることといえば、ケータイで読めるRSSリーダを触ってばかり。しかもケータイ側での登録は制限があるのでPCと行ったり来たりしていて、結局はPC圏を抜け出すどころか磨きがかかってしまった気がする。

ソーシャル・ブックマークを使うようなネット・エキスパート(もしくはPC文化圏)は、「マイノリティ」という扱いであったが、頭はPC文化圏で実際に使うデバイスはケータイという私はマイノリティの中のマイノリティだろう。無理に命名すると「PC頭ケータイ文化圏」みたいな感じか。

と言いつつ、私がネットから離れるという選択を取りえた背景に、例えば情報漏洩が騒がしく、自分のPCを持ち歩いても危ながられ、自宅のPCに会社のデータを持ち込むことすらNGになったりしてPCを持つ意義が薄れたこともある。一方で、ウィルス対策やら所持するコストは変わらないため、PCを持つことを放棄する層の増加も考えられなくはない。

ネットよりケータイの方がユーザも多いし開拓の余地があるよ、という話もわかるのだが、この狭い層も注目していいと思う。多分、通勤時間に読まれる文庫本などの競合を塗り替えるのは普通のケータイではなくPC圏のケータイだと思う。

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オマケ

久しぶりにPCを触りついてで、ケータイ向けWebの設定をチューニング。

まず、Livedoor Readerはニュースのタイトルだけ読んで、後でPCで読むためにピンをつけるためのサイトに特化することにした。RSSの中身も一部しか表示されないし、元記事を表示させる途中に広告ページがあったり、元記事も最適化されていないし(特にCNETをケータイで表示させると、CSSのソースが何行も表示され、本文に行き着く前に力尽きてしまう)とても、それだけで情報を得ようというツールでないことに気づいた。

一方、以前は使えないかな、と評価していたはてなRSSは、RSSの表示をもったいぶらないし、元記事もケータイ向けに変換してくれるし、ちゃんと読むという用途に耐えられるサービスになっている。

未読管理の考え方でLivedoorが向いている部分もあるので、しばらく併用することになると思うが、

 Livedoor・・・ニュース系RSS
 はてな・・・・ブログのRSS

みたいに使い分けていくだろう。

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今日のBook Portfolio!

これといって追加した本もないけど、最近は仕事で文書力が欲しいな、と思ってるので、このあたりの本棚(Book Portfolio!)を参照することにしたい。

http://uessay.atnifty.com/bport/port.php?id=45

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2006.10.12

ネットカフェでデスクトップ検索の恐怖

ネットカフェでGoogle検索していたら、検索結果に「デスクトップに200件あります」という表示が。へー、誰かGoogle Desktop Search(GD)をインストールしたんだ、とスルーするところだったが、やばいやばい。

GDSはキャッシュも検索対象。例えばGmailでメールを読んでいたら、そのメールも検索されてしまう(と思う。他のHTTPSは見えていたから)

いつもネットカフェを使うときはcookieとキャッシュは手動で削除しているが、GDSなら消してもページが残るし、新着ソートまでできてしまう。もう、これは確信犯でしょう。通報!(しないけど)

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今日のutro

文章をよくするための一言を蓄積しているオミクジアプリだが、近頃、ちょっと汚染中(変な書き込みが多いということ)

文章に一家言ある方は、ぜひぜひ汚染を取り除いてあげてください。

http://uessay.atnifty.com/utro/edit_proc.php

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2006.10.10

GoogleによるYouTube買収は少し残念だよ

単発より、何かと組み合わせた方が稼げそうなビジネスなのは自明だったけど、心のどこかで、今のYouTubeのまま収益体質になるとか期待していた。

池田信夫さんの、音楽のように整理されていなかった映像の権利処理が期待されるという指摘は一瞬、納得するのだが、創業者は権利処理をしたかったのではない。

http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/a07fdc315bd58c511154a1baff3a21de

一方、買収する側のGoogleは既存の技術とのあらゆる組み合わせを試すだろう。Mapsの位置情報とリンクさせるだろうし、広告ビジネスの拡張も想像を超えたものになるだろう。ウォッチャーとして、次に何が出てくるんだろう、という楽しみはある。しかし、利用者にとってGoogleのプラットフォーム上で動くYouTubeは「便所の落書き」が文字認識できるホワイトボードになったようなものだ。

YouTubeというシステムを通じて、ネットの利用者は動画に対して何か合意のようなものが形成されつつあった。既存メディアもいかにYouTubeと組むかと思考を繰り返した。YouTubeを巡る議論はネット全体のものだった(と思っていた)。しかしYouTube買収は、これらの判断を全てGoogle一社に持って行かれたような気分になる。Web進化論を呼んでGoogle「情報に秩序を」という社風に感動していたが、今はそれを脅威にすら思う。

Googleにとっては正しいかもしれない。梅田望夫さんの言うように。しかし、株主の言うことすら聞かない会社という一面は意識しなければいけない。仮にネットの善意というものがあるとして、それがGoogleの善意と、いつまで整合性を保てるか。

http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20061009/p1

それはともかく、映像にはパワーがあることを立証したYouTubeには、映像を映像のままで時代をリードしてほしかった。

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今日のBook Portfolio!

「海外ITモノ」こればっかりは「事実は小説より奇なり」というか経営者と消費者の想像力に小説家は追いつけない領域だと思う。

http://uessay.atnifty.com/bport/port.php?id=15

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